6年生「クラスの絆を深めよう」

 6月19日(金),6年生が学級活動の時間に「百人一首を通してクラスの絆を深めよう」という授業を行いました。6月8日から通常登校が再開し2週間が過ぎたことで,クラスの中での問題点が見えてきました。子供たちは約3ヶ月間「お家時間」を過ごし,比較的自分のペースで生活をしてきました。集団生活が再開したことによって,自分のペースではなく,集団全体のことを考えた行動をし,さらに,マスクや手洗いなどの新しい生活様式も守らなくてはいけないため,少し窮屈に感じていた児童もいたようです。そのため,学級がうまくいかない場面が見られました。そこで,百人一首を行うことを通して,「相手への礼儀やルールを守ること,相手を敬うことについてもう一度考える」という目的で授業が行われました。

 百人一首ができるのも「相手がいるから」であり,相手に感謝し,ルールを守ることを意識しながら行いました。

 授業が終わった児童は,「今までは自分が勝つことだけを考えていましたが,相手がいなければゲームができないことを強く感じました。どんなときも,周りのことを考えて行動したいです」「勝敗を素直に受け入れると,同じ対戦をした仲間として対戦相手との絆が深まったように感じました」などの感想をもちました。

 今後は,席替えや学級レクレーション,係活動の場面などで具体的に実践し,さらに素晴らしい6年生になるよう努力していきます。